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1956年に「東京都立大学グリークラブ」(当初は「東京都立大学男声合唱団」)として発足。2005年に大学改組を経て「首都大学東京グリークラブ」に名称を変更。2020年の大学名称変更に伴い再び「東京都立大学グリークラブ」とし、現在に至る。1976年には常任指揮者として金川明裕氏(現・音楽監督)を招聘、以来半世紀近くにわたり指導を受け、第67回全日本合唱コンクール全国大会 大学ユースの部で金賞(5位)受賞、2度の東京男声合唱フェスティバル人気投票1位(第14・22回)など輝かしい成績を収めた。2023年からは、新たに相澤直人氏を常任指揮者として迎え、さらなる飛躍を目指す。また、委嘱初演にも精力的に取り組み、近作としては、男声合唱組曲「そのあと」(上田真樹)、無伴奏男声合唱のための四章「しずかなる星へ」(相澤直人)がある。その他、全日本合唱連盟主催「ルネサンス・ポリフォニー選集」出版記念コンサートへの出演や、秋川渓谷の四季を奏でる「秋川組曲」への参加など精力的に活動している。

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●音楽監督 金川明裕

 1976年、東京藝術大学卒業。日本合唱協会へ入団。

 1977年、スカラシップを得、渡米。R.ショウ、P.クリスチャンセンの2氏に指揮法を師事。同年 10月、サンフランシスコ他でメンデルスゾーン「讃歌」を指揮し、デビュー。帰国後、本格的に指揮活動を開始する。オーケストラ付の声楽曲を得意とし、そのレパートリーはバロックからポピュラーまで幅広い。音楽の普及にも積極的に取り組んでおり、全国各地より講習会講師・コンクール審査員として招聘され毎年多くの場所を訪れている。 

​ 現在、全日本合唱連盟常務理事、東京都合唱連盟顧問、世田谷区民合唱団音楽監督、日本合唱指揮者協会会員。

●常任指揮者 相澤直人

 アイザワノーツ合同会社代表、JCDA日本合唱指揮者協会及び東京都合唱連盟副理事長。全日本合唱連盟東京支部副支部長。東京藝術大学及び洗足学園音楽大学講師。「たしかな芸術」「曲が喜ぶ演奏」をモットーとした発信は共感を呼び、演奏表現に活かすための各種セミナーを継続的に開催。好評を博している。

 現在、あい混声合唱団、女声合唱団 ゆめの缶詰などの合唱団で音楽監督、常任指揮者を務めており、2022年の全日本合唱コンクール全国大会では、出場した3団体全てが各部門で金賞を受賞する快挙を達成した。特に邦人作品における「ことば」と「音楽」を読み取る演奏に評価を得ており、作曲家やピアニストからの信頼も厚い。

 また、作曲家としても200曲以上の合唱作品を作曲。代表曲の「ぜんぶ」をはじめ、多くの作品が愛唱されており、カワイ出版、音楽之友社などから出版されている。著書に「合唱エクササイズ アンサンブル編」1〜3巻、「同 ニュアンス編」、「同 指揮編」1〜2巻(共著)など。

​©TAKUMI JUN

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